物心がついた頃から 昆布や鰹の香りが立ち込める忙しい厨房の傍らが、 僕の食卓だった
生まれ育った北海道が素晴らしい所だって気が付いたのは
東京に出た時。
和食がウマイって心底思ったのは
フレンチの修業7年目の
成田空港で鮭弁を食べた時。
北海道で原点回帰
2003年、仙台の路地裏で
【愚三昧 菜る海】をopen
2011年、自分の価値観を変えた
“大きな揺れと自然の力”
自分のすべき事と、味に
やっと気がつけた気がした
たくさんの出会いで生まれた宝物
美味い酒と笑い声
ほっとする日本の旧き善き味
日本の四季折々
皆が『ただいま~』って
帰ってくるようなそんな店でありたい。
こだわりの食材を使った 菜る海の鴨せり鍋
【せり】名取市下余田の三浦隆弘さん一家が大切に育てた新鮮な せり
【鴨】 角田の佐藤さんが育てている ”野田鴨”
酵母や乳酸菌を食べている合鴨(70日)
【スープ】北海道南芽部の真昆布
上品なマグロ節で取った出汁です
【つくね】鴨の軟骨を入れた自家製です
愚三昧 菜る海ではこだわりの食材で鴨せり鍋セットを販売しております。
当サイトでもオンライン注文可能です。
採算度外視 菜る海の蕎麦
うちの蕎麦は、
呑んだ後の
“〆蕎麦”
スルスルっとのど越し良く
鼻から蕎麦の香りと鰹の風味がスーっと抜けていく
細めの二・八蕎麦です
蕎麦粉は山形のでわかおり
選りすぐりのもの
出汁に使う鰹節は
西伊豆のカネサ鰹節商店
『手火山式』(全て手作業)
自分の店を出す前に毎日蕎麦を打っていたので、腕が鈍らないようにと自分が本当に旨いと思う素材を集めて趣味で打っていました。
それが常連さんだけの裏メニューになり、
それが今は人気メニューです
蕎麦に関しては
“原料に勝る技術なし”
と思っているので、
採算度外視。
蕎麦屋じゃないので、
蕎麦だけ食べに来ないで下さい(笑)
料理が疎かにならないように
蕎麦は1日1回しか打ちませんので、数量限定です。
食べたい方は、必ず予約をお願い致します。
こだわり 菜る海の食材
【出汁・調味料】
料理に使う基本的な出汁
★昆布 北海道の南茅部の真昆布を貯蔵して使っています
★鮪節(血合いなし) 鰹節ではなく柔らかな鮪節の方が自分の料理には合っていると思い数年前に変えました。
【東北みやぎ】
3.11を境に食材は出来る限り自分が知っている人から仕入れよう!という気持ちが一層強くなりました。
どんな人が、どんな環境で、どんな想いで作っているのか?
いつでも見に行けて、応援出来る、海も川も山も近い宮城は料理人にとって最高の土地です。
【生まれ育った北海道】
北の大地と海、本州とは違う固有種や、味。
鵡川のししゃも、血抜きに精通した腕利きのハンターにお願いしている富良野の蝦夷鹿、天然きのこ、ユリ根、幻の海老、
仙台にいて北海道が味わえます。
塩麹や醤油麹は全て手作りしています。
酒、味醂、醤油、味噌、油、梅干し
シンプルでナチュラルなものを心掛けています
発酵や昔ながらの仕事を大事にしながら、飽食の時代だからこそ、
『骨も皮も全て使いきる』
始末の仕事を皿の上にも表現したいと思っています。
野菜に関しては菜る海農園を運営し、自家栽培しています。
《菜る海農園》 店から車で20分、いつも風が吹き抜ける名取川のそば 10M×100Mの長方形 それが菜る海の宝箱
土いじりを始めて20年
とにかくヒトが作っていない、自分もどんな味がするんだろう?ってワクワクするような、珍しい野菜を作りたい。
イタリア、フランス、タイ、日本の地方野菜
もちろん、そんな野菜は苗も売っていません。
種を色々な所から取り寄せ
東北の冬がまだ厳しい2月あたりから家の中でハウスを組立て、種蒔き→育苗スタートです。
失敗もあるし、自然相手なので残念なこともたくさん経験します。
だからこそ、収穫が嬉しい。
間引いた可愛いミニチュア野菜や
いつも食べている野菜の
花や蔓や根っこの味
主役の魚や肉に負けない個性ある菜る海農園の脇役たち
野菜の美味しさや美しさに感動すると
自然とカラダが野菜を欲するようになります
そうなったら、
もう、
菜る海農園野菜の虜です(笑)
予約
お電話での予約も可能です。
『堀りごたつ』でゆっくり!2~27名個室ご宴会も可能です。
最大で35名様での大部屋もご用意可能です。
カウンターは女性お一人様でも安心。
コース料理ご予約時の
キャンセルポリシー
10名様以上 3日前 30%・ 前日50% ・当日100% 人数変更は前日まで
2名様以上 前日50% 当日100% 人数変更は前日まで
店舗周辺
コインパーキング有り
月曜・祝日
定休日
菜る海ブログ& イベント情報
日々、菜る海の出来事や採れたて新素材のご案内など気ままに綴ったブログです。
イベントなどのお知らせも掲載します。